JCBからなんてメール来ませんよ | ||
多分あなたは、このメールに不信感を持ち検索されてここにいらっしゃった方かと思います。 ご心配でご不安したよね? でもご安心ください、このメールは、詐欺メールですから削除してしまって結構です! これでほっとされたのなら、お役に立てて何よりです。 このメールについて更にもっと詳しく知りたいと言う奇特な方、恐らく10分以内に読み終われると思いますので、お時間が許しましたら最後まで是非お読みください。 スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 | ||
またしても『ギルト』さんのドメインを使いいつもご覧くださりありがとうございます! 今回は、久しぶりにJCBカードを騙る詐欺メールのご紹介。 JCBカードは、ご承知の通り日本発祥の国際的なクレジットカードブランドで国内では非常に普及しているブランドです。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] JCBカードがロックされました – 安全のための措置です。番号:IU-82587971473』 もちろん詐欺なので末尾の数字は乱数が発生させた適当な数字です。 差出人は『MyJCB <jcb-*****@gilt.jp>』 因みに”*****”としたのは、ここに私のメールアカウントが埋め込まれていたからで 先にも書きましたが”gilt.jp”は、米国のオンラインファッションサイト『ギルト』さんのドメイン。 発信元はロサンゼルス付近では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません。 ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは送信者のデバイスに割当てられたもので偽装することができません。 ”Received”に記載されているIPアドレス”45.207.203.75”は、差出人が利用したメールサーバーの情報でこれを紐解けば差出人の素性が見えてきます。 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、ロサンゼルス付近。 リンク先は閲覧不可では引き続き本文。
このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 既に『フィッシングサイト』としてしっかりブラックリストに登録済みですね。 このURLで使われているドメインは”fssol.com” このドメインは、香港の方が運用されているようです。 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、またしてもロサンゼルス付近。 リンク先に行ってみると、JCBの偽サイトが開くと思えばこのようにエラーページ。 まとめこれでひと安心とはいきません、奴らは複数サイトを操ってカモを探しています。 恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |