やんわりと送られてきた詐欺メール | ||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||
あらまた、中国のドメイン いつもご覧いただきありがとうございます! 以下のような『イオンスクエアメンバーニュース』なるメールが なんや、まだこんなの送ってきてるのか? そうよね、でも私たちが見れば一目瞭然だけど そうか、確かにそうだね。 そうだよね、新しい会員やご老人の方もいるので では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] 【お近くのATMでご利用できます!】イオン銀行カードローン』 近くのATMで利用できるなんて、一般常識的にいちいちこんなこと書かれなくて分かっていますよね! 差出人は『”イオンペイ” <support@service.ip9dovdu.cn>』 『イオンカード 暮らしのマネーサイト』ではこのように、イオンカードから発せられるメールの差メールアドレスについて言及されているページがあります。 これによるとイオンカードが扱うドメインは全て”aeon.co.jp” 米国のサンタクララ付近から発信では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません。 ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは送信者のデバイスに割当てられたもので偽装することができません。 では、メールアドレスにあったドメイン”service.ip9dovdu.cn”が差出人本人のものなのかどうかを『Grupo』さんで調べてみます。 これがドメイン”service.ip9dovdu.cn”の登録情報です。 もちろんこのメールの差出人は偽物ですが”Received”のIPアドレスと全く同じ数字なのでこのメールアドレスは差出人ご本人さんのもので間違いなさそうです。 ”Received”に記載されているIPアドレスは、差出人が利用したメールサーバーの情報でこれを紐解けば差出人の素性が見えてきます。 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、米国のサンタクララ付近。 詐欺サイトは遮断済みでは引き続き本文。
後半は、端折ってありますが、このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 もちろん既に『フィッシングサイト』としてしっかりブラックリストに登録済みで。 このURLで使われているドメインは”aeofncmarid-severs.co.jp.delmarortho.com” 代表地点として地図に立てられたピンの位置は、詐欺サイトのメッカである 危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A どうやらアクセス制限されているようで『HTTP ERROR 403』と書かれています。 まとめとりあえずこのサイトでは詐欺サイトの運営はできなくなりましたが、奴らはいくつものサーバーを持っていていつでも移転して再稼働可能ですから安心はできませんよ! 恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
『詐欺メール』『【お近くのATMでご利用できます!】イオン銀行カードローン』と、来た件
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