相変わらず『MyEtherWallet』絡みがトレンド | ||
スマホやタブレットが普及し増々便利になる私たちが生活する世の中。 それに比例して増えてくるのが悪質な詐欺行為。 このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし 悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速なご紹介を心掛けています。 もし気が付かずに詐欺サイトログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。 | ||
★フィッシング詐欺解体新書★ | ||
私アカウント持ってません…いつもご覧いただきありがとうございます! 最近の詐欺メールトレンドと言ったら『MyEtherWallet』絡み。 今回ご紹介するのはこちらのメールです。 どうやらキャンペーンでエアドロップ・ボーナスがもらえるようです。 では、このメールを解体し詳しく見ていきましょう! 件名は『[spam] [Binance] 無料でトークンがもらえるイベント、ETHFIトークンを受け取ることができます。』 差出人は ここで出てくる『Binance』は、暗号通貨の1日の取引量が世界最大である暗号通貨取引所。 台湾から発信では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
あらま、ここには『Binance』の物とは全く異なる”rrpab.net”なんてドメインが記載されていますね。 ここに掲げた”Received”は、ヘッダー内に複数ある”Received”の中で時系列が一番古いもので 末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で ”Received”の前半のドメイン部分は、往々にして偽装されていることが多いものですが、末尾のIPアドレスは このIPアドレスが差出人のメールアドレスのドメインに割当てられているものと一致すれば ※特定電子メール法違反 では、メールアドレスにあったドメイン”binance.com”が差出人本人のものなのかどうかを これがドメイン”binance.com”を割当てているIPアドレスの情報です。 ”Received”に記載されているIPアドレス”219.85.231.226”は、差出人が利用したメールサーバーの情報で 地図に立てられたピンの位置は、台湾の台北付近。 詐欺サイトはシンガポールの山中に!では引き続き本文。
このメールは詐欺メールですから詐欺サイトへのリンクが付けられています。 既に『フィッシングサイト』としてしっかりブラックリストに登録済みですね。 このURLで使われているドメインは”myetherswallet.org”と、よく似てはいますがよく見れば違っています。 このドメインの申請を代行したのは、匿名で代行を行うことで知られる『PrivacyGuardian.org llc』 このドメインを割当てているIPアドレスは”134.122.197.45” 地図に立てられたピンの位置は、シンガポールの山中。 危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A 本物の『MyEtherWallet』のオフィシャルサイトと見比べてみましたが、そっくりですね。 まとめ恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^; |
こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)