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『詐欺メール』『ポイント基本の3倍!対象カード新規ご入会・ご利用抽選で最大10万WAON POINT進呈!2023/10/30缔切の悬赏』と、来た件

終もうわってるキャンペーンの案内
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし悪意を持ったメールを発見次第
できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウントやクレジットカードの情報を
入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合はブックマークしてある
リンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早くパスワードの変更や
クレジットカードの利用停止を行ってください。

★フィッシング詐欺解体新書★

全額還元と書かれた画像ばかりのメール

イオンカードを騙る者から、なが~いこのようなメールが届きました。

件名のフォントがおかしかったのでもしかして文字化けしているかも知れません。

文字化けしてるかもしれないので画像も貼っておきます。

『懸賞』なんtれ読めたものじゃありませんよね!
きっとこのメールの作者はこのようなフォントで文字が書けてしまえる環境におられる方
すなわち中華圏の方でしょう。

何でしょうこのメールは。
たくさんポイントがもらえるキャンペーンの案内でしょうか?
件名には懸賞の締め切りは2023年10月30日と書かれていますが、本文内には2022年11月1日~2023年1月10日と
記載があります。
もう終わってるし…(;^_^A
それに口数の所には『12/6現在』って、今日10月19日ですがいつの12月6日?
もう無茶苦茶ですね…(-_-;)

この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに『迷惑メール』フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

送信者として書かれているのは
『=?utf-8?B?44Kk44Kq44Oz44K544Kv44Ko44Ki44Oh44Oz44OQ44O844OL44Ol44O844K5?=』
何ですかこれ?
名前でもメールアドレスでもありません…(-_-;)
完全に馬鹿にしていますね。


モスクワのメールサーバーから発信

では、このメールが悪意のあるメールであることを立証していきましょうか!
まず、このメールのヘッダーソースにある”Received”を確認し調査してみます。
私が愛用のThunderbirdの場合、『表示(V)』⇒『メッセージのソース(O)』と進むと見られますよ。

Received:『from aeon.co.jp (unknown [46.17.46.32])』

aeon.co.jp”とイオングループの公式ドメインが記載されていますが、そんなんわけありません!

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが差出人から送信された後最初に通過したサーバーのもので
すなわち差出人が使った送信サーバーの自局情報です。
末尾の4つに区切られた数字の集まりはIPアドレスと呼ばれるいわばインターネット上の住所や電話番号で
同じ数字の集まりは世界中に1つしかありません
でもこの数字の集まりじゃあまりにも煩雑でわかりにくいので、それに文字を割り当て分かり易くした
ものがドメインと呼ばれるものです。

Received”に記載されている末尾の”46.17.46.32”は、そのサーバーのIPアドレスになり
これを紐解けば差出人の素性が見えてきます。
このIPアドレスを元に送信に使われた回線情報とその割り当て地を確認してみます。

送信に利用されたのは、モスクワにある『Llc Baxet』と言うプロバイダーです。

位置情報は、IPアドレスを元にしているので、かなりアバウトな位置であることを
ご承知いただいた上でご覧ください。

代表地点としてピンが立てられたのもロシアのモスクワ付近です。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようです。


ロンドンで運営されているイオンカードの偽サイト

では引き続き本文。
と言いたいところですが、画像ばかりなのでテキストとしてコピペするものはありません。
そのたくさんの画像には詐欺サイトへのリンクが付けられています。
そのリンク先はGoogleの『透明性レポート』のサイトステータスはこのようにレポートされていました。

既にしっかりブラックリストに登録済みですね。
リンクへ移動してもサイトはブロックされるでしょう。
このURLで使われているドメインは”aeon-customer.shop”とイオングループっぽいドメインですが
先に書いた通りイオングループの公式ドメインは”aeon.co.jp”です。
ではこの”aeon-customer.shop”と言うドメインにまつわる情報を取得してみます。

この中国で管理されているドメインを割当てているIPアドレスは”2.57.122.71
このIPアドレスを元にサイト運営に利用されているホスティングサービスとその割り当て地を確認してみます。

利用されているホスティングサービスは、イギリスの『Unmanaged LTD』

こちらもIPアドレスを元にしているので、アバウトな位置であることをご承知いただいた上で
ご覧ください。
今度ピンが立てられたのもイギリスで『ロンドン』付近。
この辺りに設置されたウェブサーバーに、リンク先の詐欺サイトは構築されているようです。

危険だと聞かされると余計に見に行きたくなるのが人間のサガ…(;^_^A
それを承知で、しっかりとセキュリティーの整った環境下で見に行ってみました。

本物そっくりのログインページが開きました。
ここにIDとパスワードを入力してログインボタンを押してしまうと、その情報が詐欺師に流れてしまいます。
そして次に開いたページで個人情報を更新させると称しそれらの情報や、更にはカードの情報まで
詐取されることでしょう。


まとめ

恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの
フィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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