『朗報!』elfinderが非常に便利だった件

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非常に便利で使い勝手の良いWebファイルマネージャー

今日はWebでのファイル受送信のお話です。
ファイルの受け渡しが頻繁に発生する仕事をしていますが、ファイルの転送方法も昔に比べると随分変わりました。
大昔、私heartがCADを始めた頃の媒体は磁気を利用したフロッピーディスクと言う薄っぺらなメディア。
一般的には3.5インチが主流だったと思いますが、確かサイズは5インチもあったと思います。
こいつにデーターを保存し客先へ持参したり郵送したりしていました。
ちらっとアマゾンで検索してみたところ、今でもあるんですね…

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ただ、保存容量最大1.44MBしか入らずそれより大きい場合はMOと呼ばれるもう少し厚みのあるメディアに保存していました。
それから少しするとCD、DVDと言った大容量メディアが一般化し保存容量の敷居はほぼ取り除かれました。
また、それと同時にインターネットが普及しメールで受送信を行う事が一般的となり、特別な場合を除きメディアを媒体とした受け渡しはほとんど行われなくなりました。
特別な場合を除きと書いたのは他でも無く、メールは送り側、受け側の両方にサーバー容量の制限などが存在し、いくら自社サーバーの制限を緩和したところで相手先のサーバーにきつい制限があればどうしてもやり取りできない場合が出てきます。
そんな時以前は仕方なくCD等のメディアを郵送していましたが、それも一昔前のお話で、今では宅ファイル便やデーター便などストレージサービスを利用し簡単に受送信できるようになりました。

このストレージサービス、送信側がファイルを保存すると相手先にメールでその旨が伝えられダウンロードを促す仕組みです。
が、無料で運営されるが故に時折このサービス運営会社から宣伝のメールが届きます。
タイトルにサービス名が付加されているので、これを受け取ると客先からのデーターが届いたのかと勘違いすることも多くあり、私のとってはある意味迷惑メールのような存在に感じていました。

そう思っていたのが4年位前だったでしょうか。
ならば自鯖(自前のサーバー)に構築したらどうだろう、自前だから容量も気にせずいくらでも共有できるし。
で、最初に見つけたのがHFS(http file server)
こいつはこれ自体がHTTPサーバーでWindows上で動作するもの。
サーバーマシン内にフォルダを作り社内共有し、その共有したフォルダーを外部に開放するもので、社内ネットワーク越しに保存したものをWebからダウンロードしてもらおうと構築しました。
長く利用しましたが、Webサーバー上で動くのではなく、これ自体が1つのWebサーバーとして動作するのでこのクラウドのために1台のサーバーマシンが占有され非効率のため中止。
続いてWebサーバー上で動作するowncloudと言うクラウド。
私、何を隠そうWindowsサーバーしか知識が無いので難しいことはできません…
最初はうまく動作しなくて、文字化けはするし何度か挫折・頓挫を繰り返しし試行錯誤が続きました。
最終的に動作に至りましたが、少し操作が面倒だったのとネットワーク上からファイルを保存しにくく、しまいにはWindowsサーバーのサポートが外れたため断念…

で、最後にたどり着いたのが「elfinder

サーバーさえ動作してれば設置して少しだけ設定すれば動作し、動作は軽快な上、Web上でドラグアンドドロップで保存でき、elfinder上で圧縮や解凍も可能な上、PDFもブラウザ上でプリビューできちゃいます。
右クリックでファイルやフォルダ操作もできるので一般的なファイラーとして違和感なく操作できます。
それに、データーを保存するフォルダを共有すれば社内ネットワーク越しに保存も可能なので、社内からネットワークに保存したファイルを先方がWebから取得できる仕組みが構築できます。
また、設置する数に制限が無いのでサーバー容量の許す限り拠点ごとにいくつでも設置可能な上、.htaccessを使えばBASIC認証ができセキュリティーも安心と至れり尽くせりのクラウドです。

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