【American Express】「保有ポイントの有効期限が近づいています」は詐欺メール!89,000ポイント失効を装う偽ログインサイトに注意

HL-META: date=2026-07-21 | brand=American Express | sender_geo=日本 | site_geo=unknown | spf=pass | dkim=pass | cloaking=no

夏の暑さが続く時期は、急かすような通知ほど一度立ち止まって確認したいものです。今回は「ポイントが失効する」と不安をあおるメールを詳しく調べました。

調査レポート:アメックスを装う「保有ポイントの有効期限」メール

結論:このメールは、アメリカン・エキスプレスを装ったフィッシング詐欺です。メール内のリンクは開かず、ログイン情報を入力しないでください。

危険度 ★★★★★(非常に危険)
メール件名 【重要なお知らせ】保有ポイントの有効期限が近づいています
表示上の送信者 American Express
実際の送信元 info@infoserv6.vtvtamexzu[.]bond
送信元IP 133.242.55.239(日本・東京都、さくらインターネット系)
メール認証 SPF:pass / DKIM:pass
誘導先 hxxps://www[.]website-haixinglive[.]com/account/login

※メールヘッダー詳細は個人情報保護のため非掲載

これはアメリカン・エキスプレスからの正規メールではありません

「89,000ポイントが失効する」という表示で焦らせ、偽のログイン画面へ誘導する手口です。

届いた詐欺メールの内容

メールは、メンバーシップ・リワードのポイント期限が近いと告げ、ポイント確認や交換を促します。特に「失効対象ポイント 89,000ポイント」という大きな数字で、急いで手続きをしなければ損をするように見せています。

平素はアメリカン・エキスプレス・カードをご利用いただき、誠にありがとうございます。

本メールは、保有いただいているメンバーシップ・リワード・ポイントの有効期限が近づいている会員様へお送りしております。

メンバーシップ・リワード・ポイントは、入会日を基準としたプログラム年度で管理されており、各プログラム年度に獲得したポイントは3年後のプログラム年度末に失効いたします。

▼失効対象ポイント
89,000ポイント

▼ポイントの確認・交換はこちら
hxxps://www[.]website-haixinglive[.]com/account

アメリカン・エキスプレスを装い、89,000ポイントの失効を知らせる詐欺メール

送信元を調べると分かったこと

差出人欄には「American Express」と表示されていますが、実際に使われた送信ドメインは公式ドメインではなく、vtvtamexzu[.]bondでした。ブランド名を表示名に入れるだけなら、攻撃者でも簡単にできます。

送信元IPは日本国内のホスティング基盤に割り当てられていました。ただし、サーバー所在地が日本だからといって、メールが安全という意味ではありません。貸しサーバーが不正利用される場合もあります。

SPF・DKIMがPASSでも本物とは限りません

SPFとDKIMは、「その送信ドメインが許可したサーバーから送られたか」を確認する仕組みです。今回は攻撃者側が用意した不審なドメインについて認証が通っているだけで、アメリカン・エキスプレス公式が送信した証明にはなりません。

誘導先はセキュリティ機能が警告する危険サイト

メール内のリンクへアクセスすると、まずウイルスバスターが「安全ではない可能性がある」と警告しました。さらにChromeでも、Googleセーフブラウジングによる「危険なサイト」の警告が表示されています。

ウイルスバスターは誘導先をフィッシングの脅威として警告

ChromeでもGoogleセーフブラウジングによる危険サイト警告が表示された

警告を越えた先には、アメリカン・エキスプレスの公式サイトによく似たログイン画面が表示されました。上部メニューやフッターまで作り込まれていますが、URLは公式とは無関係です。見た目が本物そっくりでも、アドレスまで本物になるわけではありません。

公式サイトを精巧に模倣した偽ログイン画面。URLは公式ドメインではない

偽サイトのドメイン情報

ドメイン website-haixinglive[.]com
登録日 2025年8月11日
レジストラ Gname.com Pte. Ltd.
確認時のIP 104.21.0.214
配信基盤 Cloudflare

確認できたIPはCloudflareのAnycastネットワークです。そのため、米国・サンフランシスコと表示されても、偽サイト運営者や元サーバーの実所在地を示すものではありません。HL-METAのサイト所在地は推測せず「unknown」としています。

公式情報と照らしても詐欺と判断できます

アメリカン・エキスプレス公式は、ポイント期限の確認を促す詐欺メールに注意するよう案内し、メール内のリンクではなく公式サイトまたは公式アプリから直接ログインするよう呼びかけています。また、公式セキュリティページでは、ポイント有効期限切れのお知らせメールは送信していないと明記しています。

公式の注意喚起は、次のページから確認できます。

メールを受け取ったときの対処法

  1. メール内のリンクを開かない
    ポイント残高を確認したい場合は、公式アプリか、ブラウザのブックマークなどから公式サイトを直接開いてください。
  2. ユーザーIDやパスワードを入力しない
    偽サイトへ入力すると、アカウントの乗っ取りやカード情報の悪用につながるおそれがあります。
  3. メールを削除する
    返信や配信停止リンクの操作も避け、そのまま削除してください。
  4. 入力してしまった場合はすぐ公式窓口へ連絡する
    公式サイトやカード裏面に記載された連絡先から相談し、パスワード変更や利用状況の確認を行ってください。

すでに偽サイトへ入力してしまった方へ

慌てて自分を責める必要はありません。できるだけ早く公式窓口へ連絡し、ログインパスワードを変更してください。同じパスワードをほかのサービスでも使っている場合は、そちらも変更しましょう。

まとめ:ポイント失効メールのリンクは開かない

「【重要なお知らせ】保有ポイントの有効期限が近づいています」は、89,000ポイントの失効を口実にしたフィッシング詐欺です。メールのリンクからログインせず、公式アプリや公式サイトから確認してください。

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Data Provided by Heartland-Lab Security Research Unit

IP情報参照:ip-sc.net

使用配色テーマ:Teal(PRIMARY #134e4a / ACCENT #e65c00)

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