【危険】重要:Prime会員費の決済に失敗しました|Amazon偽メールの解析レポート

 

 

このメールは「Amazon」を装ったフィッシング詐欺です。
送信元ドメイン・URL・IPアドレスを確認したところ、正規メールではありません。
絶対にリンクをクリックしないでください。

1. 最近のスパム動向

最近のスパムメールは、Amazonや楽天といった大手ECサイトを装い、「決済エラー」や「会費の未払い」を口実にする手口が極めて一般的です。受信者を焦らせ、冷静な判断を奪うことが狙いです。

2. 今週のスパム傾向

今週は、「Prime会員資格の一時停止」という文言を用いたスパムが多発しています。2026年に入り、ドメイン名を巧妙に偽装するタイポスクワッティング手法がより目立つようになっています。

3. 前書き

またしてもAmazonを自称する「親切な誰か」から、私のプライム特典が止まったという悲報が届きました。たかだか600円のためにわざわざメールをくれるなんて、詐欺師の皆さんの勤勉さには頭が下がります。私の財布を心配する前に、自分のドメインの怪しさを心配したほうがいいと思うのですが。

では、詳しく見ていくことにしましょう。

4. 件名

[spam] 重要:Prime会員費の決済に失敗しました

5. 件名の見出し

件名に堂々と[spam]のマークがついています。これはメールサーバー側で「送信元とドメインの整合性が取れない」と判断され、スパムとして検知された証拠です。公式からのメールでこれが出ることはまずありません。

6. 送信者,受信日時

送信者: “Amazon.co.jp” <no-reply@sbidfajkiuyew7.icu>
受信日時: 2026-01-28 0:03

7. 本文

Am​az​on Pr​ime
〇◇▽ 様平素よりAm​az​on.co.jpをご利用いただき、誠にありがとうございます。

お客様のAm​az​onアカウント(*****@*****.***)に登録されている
Am​az​on Pr​ime 月会費 600円(税込)の自動更新処理が
2026年1月26日 14:06:12 に失敗いたしました。

お支払い方法を更新する (リンク:h**ps://www.arngzon.cfd/login)

※URLは一部を伏せ字にしており、安全のためリンクは無効化しています。

8. 危険なポイント

送信元のアドレスが「@sbidfajkiuyew7.icu」となっており、公式のドメイン(@amazon.co.jp)とは1ミリも関係がありません。 典型的ななりすましメールです。

9. 推奨される対応

このようなメールは無視して即座に削除してください。リンク先がエラーであっても、アクセスすること自体が「生きているメールアドレス」であることを攻撃者に知らせるリスクになります。

10. Received(メールのヘッダー)

※メールヘッダーに含まれる信頼できる経路情報です。

項 目 解析結果
Receivedドメイン mail1.sbidfajkiuyew7.icu
Received IPアドレス 160.251.174.201
ホスティング社名 Xserver Inc. (cnode.jp)
国名 日本

11. リンクが付けられている箇所

「お支払い方法を更新する」というボタンに、偽のフィッシングサイトへの誘導が設定されていました。

12. リンクドメイン・IP解析

※whois.domaintools.com等を用いた解析結果

項 目 詳細データ
リンク先URL h**ps://www.arngzon.cfd/login (伏せ字含む)
リンクドメイン www.arngzon.cfd
IPアドレス 104.21.XX.XX / 172.67.XX.XX
ホスティング社名 Cloudflare, Inc.
国名 United States
ブロック有無 何処からもブロックされず(解析時点)

13. URLが危険と判断できるポイント

ドメイン名が amazon ではなく arngzon です。「m」を「rn」に見せかける古典的な偽造手法であり、非常に悪質です。

14. リンク先が稼働中かどうか

現在は「このサイトにアクセスできません」と表示されます。ブラウザ側でブロックされたか、攻撃者が証拠隠滅のためにサイトを閉鎖したものと思われます。

15. 詐欺サイトの画像

※現在は閉鎖されていますが、後継のサイトがすぐに作られるため、油断は禁物です。

16. まとめ

今回のスパムは、[spam]タグという決定的な証拠があり、ドメインも偽造、さらにはリンク先が既に閉鎖されているという、典型的な「逃げ足の速いフィッシング詐欺」でした。アクセスできなかったのは幸いですが、次なる攻撃に備え、常に公式サイトからの確認を徹底しましょう。