【危険】DHL再配達案内メールを解析|送信元IP 101.47.67.48 の正体 2026年2月4日
【調査報告】最新の詐欺メール解析レポート メールの解析結果:DHLを騙るフィッシング詐欺
■ 最近のスパム動向と前書き 2026年現在、物流サービスを装ったスパムメールは、受信者の「荷物待ち」という心理を突くため、非常に高い頻度で送信されています。 特に今回の事例では、実在する追跡番号に近い形式を使用し、正規ドメインとは無縁のインフラから組織的に配信されていることが解析により判明しました。
■ メール検知情報 件名 [spam] お荷物再配達のご案内 / Shipment Re-Delivery Reminder スパム判定 件名に「[spam]」が付与されているのは、メールサーバーのSPF/DKIM認証において送信元の正当性が確認できず、スパムフィルターが危険信号を発したためです。 送信者 oan7rcjhy <notice.bnhpjghz@smwvwli.cn> 受信日時 2026年02月04日 11:30
■ メールのデザイン再現 ※できる限り忠実に再現していますが、本物の詐欺メールとデザインが異なる場合もあります。
日本語 | English お知らせです。 お荷物 US060027310JP は、まだお客様からの指示を待っています。 再配達を試みるために、追加情報が必要です。
This is a reminder that your shipment US060027310JP is still awaiting instructions from you. We require additional details to attempt to re-deliver this package.
Thank you for using DHL’s delivery service. For any questions, please reach out to our support team.
DHL Express – Excellence. Simply delivered.
■ 危険なポイントと対処法 送信元アドレスの比較 【偽物】notice.bnhpjghz@smwvwli.cn 【本物】support@dhl.com 等(正規ドメイン) 中国ドメイン(.cn)からの通知は100%詐欺です。 対処法 リンクをクリックせず、メールをゴミ箱へ移動してください。DHL公式でも同様の事例について注意喚起(不正取引防止リンク )が出ています。
■ 送信元(Received)解析情報 これは送信に利用した情報であり、以下のIPアドレスは信頼できる送信者情報です。
Received元 unknown (HELO smwvwli.cn) IPアドレス 101.47.67.48 ホスト名 (該当なし/Tencent Cloudに関連) 設置国 China (中国) ドメイン取得日 最近(攻撃用に新規取得された可能性大)
≫ 証拠データ:送信元IP解析 (ip-sc.net)
■ 誘導先リンクの解析(サイト回線関連情報) リンク箇所 「再配達のスケジュール」および「Reschedule Delivery」ボタン 偽装URL hxxps://rgaffectless.mgcpn.cn/portal_login_exp/getQuoteTab/ (※伏せ字加工済み) ブロック状態 ウイルスバスターおよび主要ブラウザにて「危険なサイト」としてブロックを確認済み。 リンク先IP 104.21.31.214(Cloudflare経由) ドメイン登録日 2026年に入ってからの登録 解析コメント 登録日が非常に新しい理由は、セキュリティ機関によるブラックリスト登録を回避するため、攻撃の直前にドメインを大量取得し、使い捨てているためです。
≫ 証拠データ:誘導先IP解析 (ip-sc.net)
■ 詐欺サイトの状態 アクセスを試みると「We apologize, but your request has timed out.」というエラー文言が表示されることがありますが、これはサーバーの不具合ではなく、特定の閲覧環境(クローラーや解析ツール)を排除するための「クローキング技術」の一部である可能性があります。
■ まとめ 今回のメールは、過去のDHL詐欺事例と比較しても視覚的な完成度が高い一方、インフラ面(ドメイン名やIPの出所)では非常に典型的な詐欺の特徴を示しています。 このような「使い捨てドメイン」を用いた攻撃に対しては、メール内のボタンを絶対に押さないことが唯一の防御策です。
≫ DHL公式サイトの詐欺注意喚起を再確認する