※ご注意ください! 当エントリーは迷惑メールの注意喚起を目的とし、悪意を持ったメールをご紹介しています。 このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません! リンク先は正規サイトを模した完全コピーした偽サイトで、フォームにアカウント情報を 入力させアカウント情報を詐取します。 ですから被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリをお使いになってログインするよう 心掛けてください! ウイルスバスター入ってるのに?! コロナ禍で世の中様々なところに変化が現れ生活自体が大きく変わりました。 テレワークの普及で自宅での仕事が増え、ネット速度が不安定になったりとパソコンを扱う 環境も大きく変わったと思います。 また、いつもご紹介しているフィッシング詐欺メールなどもそれ以前と比べると格段に 増えたように思います。 さてそんな中、このところパソコンの通知に現れる怪しいポップアップ通知に悩まされている ユーザーが多いと聞きます。 昨日の話です。 地方の拠点で業務に従事するあるスタッフからのSOSが届きました。 とにかくリモート接続してくれとのことなので久々に”TeamViewer”を使い接続してみました。 話を聞くと、最近Windowsの通知に「今すぐMcAfeeを有効にしてください」と何度も 通知が表示され仕事に支障が出るとのこと。 早速タスクバーの右隅にある”通知”を確認してみるとこのような通知がずらずらと。   ネット回線にはUTM(統合脅威管理)を設置し、スタッフのPCには全てウイルスバスターを 導入しているので簡単にはウイルス感染する環境ではありません。 最近何かソフトウェアーをインストールした記憶も無いらしい。 一応確認のためコントロールパネルから「プログラムのアンインストールまたは変更」 画面にて怪しいアプリがインストールされていないか確認してみましたが、それらしい アプリは見つかりませんでした。 何でもかんでも許可しない 色々話を聞いてみると、先日客先から指定されたファイルをダウンロードしようと ブラウザであるサイトを訪れた際に通知を許可するかどうかのダイアログが表示され 何も気にせず”許可”してしまったと。  このような通知、最近よく見ますよね? 特に初めて訪れたサイトなどでは頻繁に表示されます。 自分は、このような許可を求められてもすべて拒否するのですが、そのスタッフは 急いでいたこともあり、何も気にせず”許可”を押してしまったらしく、それ以降この 「今すぐMcAfeeを有効にしてください」という通知に悩まされているらしいのです。 早速McAfeeのサイトなどで情報を収取して調べてみるとこれ以外にも以下のように 警告のようなメッセージ通知が表示されるらしいのです。 「コンピュータがウイルスやマルウェアに感染しやすい可能性があります。」 「パソコンが破損する恐れがあります。」 「リスクを回避するためにマカフィーをアクティベートする」 「システムアラート!」 「アクションが必要です!」 「PCはウイルスに感染しています!」 「ウイルスが見つかりました」 | この煽るような警告通知は日に何度も表示されるようで困っている方もたくさんいるらしい。 詳しく調べると、どうやらスタッフが通知の許可をしたのは”a.captcha-sourcecenter.com” というサイトからの通知で、McAfeeからの通知は嘘。 とあるサイトの説明ではこのような内容が書かれていました。 Captchatopsource.com 社は、訪問者をだましてプッシュ通知サービスを購読させようとする悪意のあるサイトです。この Web ページにアクセスすると、許可およびブロックするボタンのカップルを含む白いダイアログ ボックスが表示されます。[許可] ボタンを押すと、1日に何千もの迷惑な広告やポップアップが殺到し、Web セッションがひどく中断されます。非常に頻繁に, 人々は、システムが潜在的に不要なプログラムに感染しているとき、このような悪名高いドメインにリダイレクトされます, 主にアドウェア.この厄介なPUPは密かにターゲットコンピュータに入り、迷惑な広告と一定のリダイレクトで被害者のオンラインセッションを中断し始めます。 | 取り合えず許可しただけじゃマルウェアやウイルスに感染したわけではなさそうです。 スタッフのPCはひとまず、Windowsの通知を停止させ対応策を考えることに。 Windowsの通知の停止方法 設定から”システム”を開きます。  「通知とアクション」から「通知」項目のスイッチを”オフ”にします。  まとめ 本格的に対処する方法は、マカフィーのサイトに説明されていましたので私が説明するより そちらをご参考にしてください。 「マカフィーを装う偽のポップアップ通知と問題の解消方法について」  忙しさにかまけて何でもかんでも許可するとこういう結果になります。 その通知が自分にとって必要かどうかよく考えて許可するかどうかを決めましょう。 |