溢れかけていたサーバー うちの事務所、来月からとある拠点を子会社に昇格させることになったので 外部にサーバーをレンタルし、そこに新しく取得したドメインを割当てることに。 こういうIT関係の面倒な事はことは全て私が処理することになります…(´-ω-`) 今朝、まず現在事務所で使っているサーバーを確認しようと何気なく様子を見に行く。 全体用量は300GBで各スタッフに割り当てているメールの容量制限は300MB。 この条件で新しいサーバーを発注することに。 ふと、「そういえば最近メンテしてないなぁ」と思いコンパネから各サーバーの 利用状況とディスク残量を確認してみる。 そうしたら女性スタッフ1名のメールサーバー使用量が280MBで危うく溢れそうに なっているのを発見! 早速、メールを受信するよう指示を出す。 意外と知らないIMAPとPOP3の違い 暫くすると、彼女が所属するグループのグループ長がやってた。 そして何やら興奮気味に「彼女のメールサーバーが溢れそうになるはずがない!」と いやいやぁ~見てわかる通り実際に使用量が上限に近づいているじゃん。 グループ長は怪訝な顔をして「思い当たる節は無いが原因は何かと食いつく」 コイツ、他のスタッフと違い少々デジタル系をかじった事のあるオタクな男で 時々知ったかぶりして噛みついてくる輩…(-_-;) 何を隠そう彼女のPCを組み立ててセットアップしたのもこの輩。 この輩が作ったPCはちょいと人と違い、実際に使うユーザーの意見も聞かず 勝手に自分好みにカスタマイズしてしまう少々癖の強い男。 で、私が「受信しても残量が変わらないからIMAPにでもしてんじゃないの?」と 言うと、輩は意味不明なようで「??」って顔してる(笑) ほれ見た事か! もしかして受信サーバーの種類も知らないじゃないの?…ザマ(;’∀’) 仕方ないので「Thunderbird」の受信サーバーの設定をちょちょっと見てみる。 案の定「IMAP」になってるし… IMAPとはInternet Message Access Protocol (インターネット メッセージ アクセス プロトコル)の略で、受信メールをサーバーに 残す仕様のプロトコル。 例えば、会社で受信たメールも他の場所から受信箱を見れば受信済みのメールも 見る事ができるというもの。 サーバーにはメールが残ったままになるので受信後もディスク容量は減りません。 これとは別にPOP3(Post Office Protocol:ポスト オフィス プロトコル)言う プロトコルもります。 こちらは昔から一般的なプロトコルで、一度受信するとメールはサーバーから削除 されるので受信したクライアントでしか見る事ができませんが、受信するとサーバー のディスク容量は復元されます。 「そんな事ならPOP3に変更しておいてよ~」と例の輩が… 残念ながら「Thunderbird」は簡単に変更することはできませんよ。 一旦アカウントを削除してアカウントを作成し直す必要があり、アカウントを削除 する際に受送信メールが無くなってしまうのです。(方法はありますが…イヒヒ) 時々削除してたと証言 「私、時々受送信できなくなるんで必要なメールも削除してました」って当事者の彼女。 いやぁ~それはまずいでしょ~って事で 解決策を! 受送信メールがある程度貯まったらメッセージをファイルとして保存しておけば 良いだけ(^^♪ 保存する時も後々の事を考えてHTML形式にしておくと見たいときにブラウザに ドロップダウンすればサッと見る事ができますよ~♪ 彼女曰く、例の「宅ファイル便」の一件からデーターを添付することが多くなったのも その要因があるかもとボソッと言ってました。 確かにそれも原因かもしれませんが、上司も上司で「宅ファイル便」じゃないとだめだと 指示してたらしいのよ…(;^ω^) 代替えを探して提案してあげとかすれば良いのに。 しかしこんなとこにも「宅ふぁいる便」珪砂の影響が出てくるとは…┐(´д`)┌ヤレヤレ |