【今週だけで231通】Amazon配送なりすまし詐欺メール件名一覧——「お届け予定」「再配達」「置き配設定」を騙る手口まとめ

【調査報告】最新の詐欺メール解析レポート
Amazonを騙り、荷物の「お届け予定」「再配達」「置き配設定」などを名目にした詐欺メールが、2026年7月5日〜10日の6日間だけで231通確認されました。ほぼ同じ文面を使い回しながら、件名や送信者表示名を少しずつ変えて大量配信する、典型的なばら撒き型のフィッシングです。
今回は個別の技術解析ではなく、実際に確認された件名を一覧化し、「同じ件名のメールが届いて検索した」という方にすぐ役立つ形でまとめました。
⚠️ 以下の件名のメールが届いても、それはAmazonからの正規の連絡ではなくフィッシング詐欺メールです。本文中のリンクは絶対にクリックしないでください。
確認された件名一覧(2026年7月5日〜10日)
実際に確認された件名を、内容の傾向ごとにグループ分けして掲載します。「これと同じ件名が届いた」という方は、そのまま詐欺メールと判断して問題ありません。
①「お届け予定・配送状況確認」系(最も件数が多いパターン)
- 【お届け予定】ご注文商品の配送状況および受取方法の確認(今回確認した231通のうち、最多を占めるパターン)
- 本日配達予定の商品につきまして配送状況のご確認
- ご注文商品の配送状況および受取方法の確認
②「本日配達・本日お届け」系
- ご注文商品の本日配達実施につきましてのご案内
- ご注文商品お届けのご案内 本日中に配達を実施いたします
- お客様のご注文 本日配達手続き完了のお知らせ
- ご注文商品本日配達の通知
- 本日お届けのご注文に関する連絡
- ご注文いただいた商品 本日お届けのお知らせ
- お客様のご注文につきまして本日お届けのご案内
- お客様のご注文商品 本日配達のご案内
- 【Amazon.co.jp】本日お届けのご注文に関する連絡
- お客様のご注文商品は本日到着予定です
- 配達のお知らせ:お客様のご注文商品は本日到着予定
③「配送先設定・置き配確認」系
- 【ご確認ください】本日お届けの注文配送先設定について
- 本日届くご注文商品 置き配設定の確認をお願いします
- 配送状況の確認と「置き配」について
- お届け予定と「置き配」設定のご案内
- ご注文商品の本日配達に伴う配送設定のご確認
- 本日のお届けと配送指示の確認
④「再配達・お受け取り準備」系
- 【再配達】お受け取り準備のお願い
- お受け取りの準備をお願いします。
⑤「受け取りスポット」系
- Amazon配送:受取りスポット到着 のお知らせ
このパターンは、過去に当ラボで詳しく手口を解析した記事があります。3段階のボット選別(アクセスしてきたのが人間かどうかを見分ける仕組み)を使った、より巧妙なタイプです。詳しくはこちらをご覧ください。
▶ 「お近くの受け取りスポットにお預けしました」偽Amazon不在通知メールの3段階ボット選別を暴く
⑥その他の配達予定系
- ご注文商品の配達予定
- ご注文のお届けについて 本日配達のご案内
- 【配送のご案内】本日お届けのご注文商品につきまして
送信者表示名も細かく使い分け
件名だけでなく、差出人として表示される名前もバリエーション豊富に使い分けられていました。確認できたものだけでも以下の通りです。
Amazon/Amazon.co.jp/【Amazon.co.jp】/Amazon.co.jp デリバリー/Amazon 配送センター/Amazon.co.jp(自動送信メール)/Amazon.co.jp 配信システム/自動配信/【Amazon】配送状況のお知らせ/【自動送信】Amazonカスタマーサービス/アマゾンサポート/Amazon.co.jp 配送について
中には「sqly」という、Amazonとはまったく関係のない意味不明な文字列がそのまま送信者名として表示されていたケースもありました。おそらく差し込みテンプレートの設定ミスでしょうが、これだけ雑な運用でも231通も届いてしまう以上、送信者名の見た目だけで信じるのは禁物です。
💡ここで!「置き配」とは?
配達員と対面せずに、玄関前や宅配ボックスなど指定した場所に荷物を届けてもらうAmazonの正規サービスです。詐欺メールはこの馴染みのある単語を使うことで「あ、これはいつものやつだ」と思わせ、警戒心を緩めさせようとします。
見分け方・注意点
- Amazonからの正規の配送連絡は、通常、注文した具体的な商品名や注文番号が明記されています。件名も本文も内容が空虚で、とにかくリンクを押させようとするメールは疑ってください。
- 配送状況は、メール内のリンクではなく、必ずAmazon公式サイト・公式アプリの「注文履歴」から直接確認してください。
- 同じような件名のメールが1日に何通も届く場合、その時点でほぼ確実に迷惑メール・詐欺メールです。
- 誤ってリンク先に情報を入力してしまった場合は、直ちにAmazonのパスワードを変更し、クレジットカード会社にも連絡してください。
関連記事
Amazon・宅配便を騙る詐欺メールについては、以下の記事でも詳しく解説しています。あわせてご確認ください。
- 【2026年版・完全まとめ】宅配便・配送業者を騙る詐欺メール全社解説|ヤマト運輸・佐川急便・日本郵便・Amazon配送ほか
- 「お近くの受け取りスポットにお預けしました」偽Amazon不在通知メールの3段階ボット選別を暴く
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Data Provided by Heartland-Lab Security Research Unit
本記事に記載の件数・件名は調査期間(2026年7月5日〜10日)に確認されたものです。
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