【注意】JACCS「2026年03月度お支払い金額確定」は偽メール!配信元を特定

【調査報告】最新の詐欺メール解析レポート
メールの解析結果とセキュリティリスクの検証(解析日:2026年2月10日)

 

最近のスパム動向


今回ご紹介するのは「株式会社ジャックス」を騙るメールですが、その前に最近のスパムの動向について。現在、クレジットカード会社を装うフィッシング詐欺は、単なる「未払い」の督促だけでなく、今回のような「確定通知」という日常的な連絡を装うものが増えています。これにより、ユーザーの警戒心を解き、リンクをクリックさせる手口が定石化しています。

 

前書き

本レポートでは、受信した不審なメールのヘッダー情報および誘導先サーバーの回線情報を詳細に解析し、その危険性を技術的に可視化します。

 

メール解析結果

件名 [spam] <JACCS>2026年03月度お支払い金額確定のご案内
件名の見出し 件名に「[spam]」という文字列が含まれています。これはメールサーバー側のスパムフィルターが、送信元の信頼性や内容のパターンから「詐欺の可能性が高い」と自動的に判断した明確な証拠です。
送信者 株式会社ジャックス <no-reply-1zrF@gedi.com>
受信日時 2026年2月10日 5:23

 

メールのデザイン

JACCS
3月4日のお支払い金額

ジャックス インターコムクラブをご利用いただき、誠にありがとうございます。
今月の以下のカードについてお支払い金額が確定いたしました。
ジャックスカード VISA
177,736円
Webで明細を確認
ポイントについて
今回の JACCSポイント 27ポイント


最新の保有ポイントは、上記「Webで明細を確認」よりご確認ください。
ポイント獲得の対象の方には、カードのご利用金額に対する獲得ポイントを表示しています。
※キャンペーン、サービス利用による獲得ポイント(ポイント上乗せ分)は含まれません。
※ポイント獲得の条件に満たない場合、獲得ポイントは表示されません。

アプリ・LINEでもお支払い金額を確認できます
JACCSアプリ
アプリを開くだけ!金額確定通知の機能も!

iPhone用   Android用

※できる限り忠実に再現していますが、本物の詐欺メールとデザインが異なる場合もあります。

 

メールの感想と推奨される対応


本文の背景が白で、末尾数行が水色の背景になっているこのレイアウトは、フィッシング詐欺メールで極めて多く使われているテンプレートです。本物と見間違えるほど精巧ですが、金額設定が極端に高額(17万円超)に設定されており、受信者を動揺させてクリックを誘発する典型的な心理作戦が用いられています。

 

危険なポイントと注意点

送信アドレスの不一致 表示は「株式会社ジャックス」ですが、アドレスのドメイン「gedi.com」はジャックスとは一切関係ありません。公式は「jaccs.co.jp」を使用するため、偽物であることは明白です。
対処法 リンクは絶対に踏まず、メールを破棄してください。公式サイトでも注意喚起されています。
ジャックス公式:不審なメールへの注意喚起

 

Received (送信者情報解析)


これは送信に利用された情報であり、以下のカッコ内のIPアドレスは偽装不可能な「信頼できる送信者情報」です。

from C202602090184771.local (unknown [167.148.186.25])

送信元IPアドレス 167.148.186.25
ホスト名 167.148.186.25.static.krypt.com
国名 United States (米国)
回線詳細解析 https://ip-sc.net/ja/r/167.148.186.25

 

リンク関連・サイト解析

リンク箇所: 「Webで明細を確認」ボタン
誘導先URL: htt*s://jaccs.gunazab.c*m/vtv*numi (※安全のため伏せ字)
ブロック状況: 多くのセキュリティソフトでは既に危険と認識されています。

 

サイト回線関連情報

IPアドレス 104.21.65.197
ホスト名 cloudflare.com
国名 United States (米国)
ドメイン登録日 2026-02-05

【解析コメント】
ドメイン登録日が受信日のわずか5日前です。このように直近で取得されたドメインは、攻撃用のインフラとして用意されたものである可能性が極めて高く、信頼性は皆無です。
詳細解析データ https://ip-sc.net/ja/r/104.21.65.197

 

リンク先サイトの状態


現在のリンク先は「このサイトにアクセスできません」というエラーページが表示される状態となっており、直接的な偽ログイン画面は確認できませんでした。しかし、これは法執行機関やセキュリティ団体によるブロックが進んでいる証拠でもあります。

 

詐欺サイトの画像


 

まとめ


今回の事例は、メールデザインが本物に酷似していますが、ドメイン登録日の新しさ(5日前)や送信元IPを解析すれば、その正体は明らかです。不審な点を感じたら、公式サイトの警告を必ず確認してください。

ジャックス公式:注意喚起を再確認する