【危険】「お荷物の確認が必要です」日本郵便偽メールの裏側|3日前に取得された詐欺ドメインを特定

【調査報告】最新の詐欺メール解析レポート
メールの解析結果:日本郵便を騙るフィッシング詐欺の構造

 

## 最近のスパム動向


2026年現在、日本郵便のブランドを悪用し「お届け先住所の不備」を口実に偽サイトへ誘導する手口が多発しています。これらのメールは、公式サイトのデザインを盗用し、受信者の焦りを誘うことで、クレジットカード情報を盗み取るフィッシングサイトへ誘導します。

 

### 前書き


本レポートでは、実際に受信した不審メールの通信ヘッダー、およびリンク先のドメイン情報を独自に解析しました。検索エンジンが「低品質」とみなす転載情報ではなく、技術的なエビデンスに基づく一次情報を提供します。

 

### メールの基本属性
件名: [spam] 【日本郵便】お荷物の確認が必要です ******@******.**
件名の見出し: 件名の冒頭に[spam]と表示されているのは、サーバーが既にこの送信元を「危険」と判定している証拠です。受信者自身のメールドメインが含まれている点も、個別にターゲットを絞ったように見せかける詐欺の特徴です。
送信者: “日本邮政” <serve@japanpost.co.jp>
受信日時: 2026-02-04 08:48

 

JP 日本郵政
POSTAL

 


お客様へ

いつも日本郵便をご利用いただき、誠にありがとうございます。


ご指定いただいたお届け先住所に不備が確認されたため、
配達を完了することができませんでした。

お手数をおかけいたしますが、
下記のリンクより住所の確認・修正をお願いいたします。


 

住所の確認・修正

 


なお、ご確認・ご修正が遅れますと、
お荷物が発送元へ返送される可能性がございます。

お早めのご対応をお願い申し上げます。



発行元 日本郵便株式会社
〒100-8798
東京都千代田区大手町2丁目3番1号
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できる限り忠実に再現していますが、本物の詐欺メールとデザインが異なる場合もあります

### メールの感想とデザイン分析


デザインは日本郵便のブランドカラーである赤を基調とし、非常に清潔感のあるレイアウトです。注目すべきは末尾の英数字(ハッシュ値)です。これは正規のメールに見せかけるための「飾り」であり、受信者に「システムが生成した公式な通知である」と錯覚させる心理的トラップです。

 

### 危険なポイントと注意点

1. 送信者情報の偽装(なりすまし)

送信者名に「”日本邮政”」と簡体字が含まれています。また、表示アドレスは公式ドメインですが、実際の配送ルートは南アフリカのサーバーを経由しており、完全な偽装です。

2. 公式の注意喚起との一致

日本郵便は公式サイトで「住所不備を理由にメールで入力を促すことはない」と明言しています。
>> 日本郵政公式:詐欺メールに関する警告

 

### Received(送信元:配送経路の証拠)

メールヘッダーから抽出した、送信者の物理的な場所を示すデータです。

送信ドメイン: ser570728675222.local
送信元IPアドレス: 154.201.75.242
ホスティング社: Cloud Innovation
国: 南アフリカ共和国 (ZA)

■ 送信元の回線・解析エビデンス
https://ip-sc.net/ja/r/154.201.75.242(外部解析データ連携)

 

### 誘導先リンク・ドメイン詳細解析

リンク箇所: 「住所の確認・修正」ボタン
リンク先URL: hxxps://japanpost-order[.]help/login?token=tFoVNYiL
検知状況: ウイルスバスター等により「フィッシング詐欺」として即座にブロック

サイト回線関連情報(WHOIS・ネットワークデータ)

リンク先IP: 172.67.147.164
ホスト名/国: Cloudflare / アメリカ合衆国 (US)
ドメイン登録日: 2026-02-01 (わずか3日前に取得)

【専門的指摘】URLが危険と判断できるポイント

ドメインの登録日がメール送信の直前(2026年2月1日)です。これはフィッシング攻撃が通報され、ドメインが停止されることを見越して、常に新しい「使い捨てドメイン」を準備していることを示しています。正規のサービスが運営開始3日のドメインで重要告知を行うことはあり得ません。

https://ip-sc.net/ja/r/172.67.147.164(サイト回線詳細解析)

 

### 詐欺サイトの稼働状況とイメージ

稼働状況:現在も稼働中(アクセス厳禁)


リンク先は、日本郵便のマイページを模した「フィッシングサイト」です。ログインIDやパスワード、さらにはクレジットカード情報を盗み取るための入力欄が用意されています。

[詐欺サイトの画像イメージ]
(ここに実際の偽サイトキャプチャを挿入)

 

### まとめ:注意点と対処方法


過去の事例と比較しても、今回のメールはロゴ配置やハッシュ値の使用など、視覚的欺瞞が非常に高度です。しかし、送信ルート(南アフリカ)やドメイン取得日(3日前)といった技術データには隠しきれない矛盾があります。

不審なメールを受け取った際は、絶対にリンクをクリックせず、必ず公式サイトを直接検索して状況を確認してください。

日本郵政:公式の詐欺対策ページを改めて確認する