『迷惑メール』「【三菱UFJ銀行】一時的にこの口座を制限しますのお知らせ」と来た件

今週はおとなしいと思ったら最後に来ました(笑)

カモがネギしょってやって来た!

今週はもうネタが来ないのかなと諦めかけてた金夜の夕方「カモネギっす!」(笑)

はい、これ!

今回は「三菱UFJ銀行」を騙るもの。
懲りない奴らだね~まったく。

ではじっくり見ていくことにします!


差出人を解析

まずは「差出人」
mail@direct-11.bk.mufg.jp <mailI@dlrect-11.bk.poss.jp>
本物の「三菱UFJ銀行」の使用ドメインは「bk.mufg.jp」
確かに差出人の名前の「mail@direct-11.bk.mufg.jp」には「bk.mufg.jp」と
記載されていますが、あくまでこれは差出人の名前であってドメインではありません。

敢えてドメインを確認するとすれば「mailI@dlrect-11.bk.poss.jp」の方です。
これが差出人が自分のメールアドレスだとして記載して送られてきたもの。
このメールアドレスが本物だとしても「bk.mufg.jp」はどこにも見当たりません。
それに「poss.jp」というドメインは「ポス九州」さんのもの。
他人の物は勝手に使っちゃいけません!

それにこのメールアドレスは偽装されています!

差出人の本当のメールアドレスはヘッダーの”Return-Path”の項に
記載されている「xbjrrkfx@sktatnnjs.org」

メールソフトの「ヘッダーソースをすべて表示する」ように設定を切り換えれば
見る事ができますよ~!


記載URLは絶対にクリックしないで

こういったメールに必ずついているのはリンクやURL。
これ絶対にクリックしない事!
ここが地獄への扉です。

もしも心当たりがあるのなら自身のブックマークやお気に入りからURLを開くか
もしくはWeb検索してホームページを開いて下さい。

奴らは巧妙に偽サイトへ誘導しますよ!


そっくりに仕上げられた偽サイト

因みにこちらの画像比較してみて下さい。

こちらが偽サイトのページ↓↓

セキュリティーソフトで遮断されましたが無理やり開いてみました。

 

そしてこちらが本物の三菱UFJ銀行のサイト↓↓

よっぽど暇なんでしょうね~ 赤字の警告以外は全く同じ。
画像を1個1個コピーしてコツコツ作ったんでしょうね。

でもいつものように日本語の使い方がおかしい(笑)
だいたい「三菱UFJ」の部分。
1行目は全角のアルファベットで2行目は半角ってのは常識的に考えておかしい。
そして「ログインを解除してください」ってどういう意味?(笑)
ログアウトしろって事??

よく見たら件名もおかしいじゃない!
「制限しますのお知らせ」って(笑)


受取っただけで被害には合わないよ~

よく「こんなメール届いて開いてしまったけど大丈夫でしょうか」と言われる方
いらっしゃいますが、安心してください。
こういったメールは受信しただけで被害に遭うことはありません。
心配なさらずさっさと削除してしまいましょう(*^^*)

とにかくメールに記載されたURLやリンクを開かない事が大切です。
そしてどうしても気になる場合は、自身で保存してあるお気に入りやブックマークから
サイトを開くかWeb検索してログインするようにしてください。


迷惑メール相談センターへ通報します

では最後に、受信者の責任として受け取った「迷惑メール」を通報。
迷惑メール相談センター情報提供ページ」にある
メールアドレス(meiwaku@dekyo.or.jp)宛に「ヘッダーをすべて表示させた」状態で転送します。
はい、お疲れ様でした (^^♪


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS不随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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