『迷惑メール』「Amazonアカウントは24時間以内に停止されます!」と来た件

 

やっぱり日本語がおかしい


あからさまに「SPAM」

うららかな秋空が広がった水曜の午後、こんなメールが…

差出人「Amazon Services Japan <service01@edm1.mtfrtsw.com>」
またこのドメイン”mtfrtsw.com”から。
先回のエントリー「アカウントを更新する最後の警告メール」もこのドメイン。
ってことは、同一犯確定です!

件名「[spam] Amazonアカウントは24時間以内に停止されます!」
例外なくきっちりSPAM判定されていますね!

では、本文をじっくり見てきます。


相変わらず片言

本文をよ~く見ると「か・た・こ・と」

「お客様のメールアドレスは数回に間違いパスワードでAmazonをログインして試しましたので

特に赤色にした部分。
( ´,_ゝ`)プッ って感じ!

そして究極は
IDとパスワードを更新してください」
そこに”ご”付ける?

まぁ間違い探ししても仕方ないんだけどね…(笑)


SPAMメールの判断はヘッダーソースで確認

いつも言いますが、この手のメールはやはりリンクを押さないことが大切。
そのためには、まずは「迷惑メール」や「詐欺メール」を見分ける知識を
付けなければなりません。

例えばこのメールで言えば、SPAM判定されていることで一目瞭然です。
でも、運悪くSPAMフィルターを潜り抜けてきてしまったメールを受け取ったの場合。
送り主のメールアドレスを確認する事も大変重要な事。
今回ですと送信元のメールアドレスが”service01@edm1.mtfrtsw.com”
アマゾンがこんなアドレスを使ってユーザーに案内を出すことなんて
絶対にありません!
からなずドメイン(@より後ろ)に”amazon”の文字が入ります。

また、”amazon”が入っていれば安心かと言うと、そうでもなくて…
難しい話になりますが、メールのヘッダーソースって所を見ると
本当の差出人のアドレスってのが記載されています。

上図はサンダーバードの場合です。

ヘッダーソースを”全て”にすると下図のように送り主の本当のアドレスを
見る事ができます。

今までの経験上、偽装も多いのでいつも注意して見ています。


調査で手口を確認してみる

※以下の事は絶対にマネしないでください!責任持ちませんので悪しからず…

引っ掛ったふりしてリンクをクリックしてみると…
「Amazon ログイン」と言う名前のありがちなページが開きました。

URLは「ttp://e75.hentaiwonderland.com」(頭のhは敢えて削除してあります)
全然アマゾンらくないURL笑てしまいます ( ´,_ゝ`)プッ
そして出ました「変態ワンダーランド」キャハハハハッ!!(≧▽≦)彡☆バンバン

因みにこのページ「ログイン」と「Amazonアカウントを作成」ボタンしか
有効なリンクはありませんでした。

適当なメールとパスワードでログインしてみると


もっともらしいページが。
URLは相変わらず「変態ワンダーランド」のままですが…..

”続ける”ボタンを押してみると。


案の定、支払方法を入力する画面が(;^ω^)

ね、これが奴らの手口なんです!


 

 

 

 

 

 

迷惑メール相談センターへ通報します

では最後に、受信者の責任として受け取った「迷惑メール」を通報。
迷惑メール相談センター情報提供ページ」にある
メールアドレス(meiwaku@dekyo.or.jp)宛に「ヘッダーをすべて表示させた」状態で転送します。
はい、お疲れ様でした (^^♪


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS不随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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