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『詐欺メール』「ロシア?ウクライナ戦争の持続性について、あなたとさらに話し合う必要があります」と、来た件

いつからあたしは「教授」さんになったのでしょう…
※ご注意ください!
このブログエントリーは、フィッシング詐欺メールの注意喚起拡散を目的とし
悪意を持ったメールを発見次第できる限り迅速にをもっとうにご紹介しています。

このようなメールを受け取っても絶対に本文中のリンクをクリックしてはいけません!
リンク先は正規サイトを模した偽のコピーサイトで、フォームにアカウント情報や
クレジットカードの入力させそれらの情報を詐取しようとします。
被害に遭わないために絶対にリンクはクリックせず、どうしても気になる場合は
ブックマークしてあるリンクを使うかスマホアプリを
お使いになってログインするよう
心掛けてください!
また、気が付かずにログインしてしまった場合は、まず落ち着いてできる限り早く
パスワードの変更やクレジットカードの利用停止を行ってください。

★フィッシング詐欺解体新書★

あなたの返事を待ってくださいって??

突然このようなメールを送ってきて、私とロシアとウクライナの戦争について話し合う必要うがあるって…
誰が?(笑)

「教授」から始まるメールなのですが、これは私の事を「教授」と呼んでいるのでしょうか?(;^_^A
それに「あなたの返事を待ってください」って、なんで私の返事を私が待たなきゃならないのでしょうか?
不思議がいっぱいのこのメールもいつものように解体し詳しく見ていきましょう!
まずはプロパティーから見ていきましょう。

件名は
「ロシア?ウクライナ戦争の持続性について、あなたとさらに話し合う必要があります」
ご承知の通り件名欄は、差出人が書き込むものですからいくらでも適当に記入できます。
「?」部分は、文字化けでもしたのでしょうか?
この件名には”[spam]”とスタンプが付けられているので迷惑メールの類です。
このスタンプはスパムスタンプと呼ばれるサーバーからの注意喚起で、これが付いている
ものは全て迷惑メールと判断されたもの。
うちのサーバーの場合注意喚起だけですが、例えばGoogleのGmailサーバーの場合だと
否応なしに「迷惑メール」フォルダーに勝手に保存されるような仕組みもあります。

差出人は
「”ug” <anna65@starlpay.net>」
皆さんはご存じでしょうか?
この差出人欄は完全に自己申告制で、誰でもウソが書けるフィールド。
ですから、ここは信用できない部分です。
同じ件名と内容のメールがもう1通来ていましたが、そちらの差出人は” “tsyf” <anna786@startdao.net>
とされていました。


アドレス偽装はありません

では、このメールがフィッシング詐欺メールであることを立証していきましょうか!
まず、このメールのヘッダーソースを確認し調査してみます。
私が愛用のThunderbirdの場合、「表示(V)」⇒「メッセージのソース(O)」と進むと見られますよ。
ソースから抜き出した「フィールド御三家」がこちらです。

Return-Path: 「anna65@starlpay.net」

Return-Path”は、このメールが何らかの障害で不達に終わった際に返信される
メールアドレスです。
一般的には、差出人と同じメールアドレスが記載されますが、ここは誰でも簡単に
偽装可能なフィールドなのであてにできません。

Message-ID:「20221120035705383085@starlpay.net」

Message-ID”は、そのメールに与えられた固有の識別因子。
このIDは世の中に1つしかありません。
”@”以降は、メールアドレスと同じドメインか若しくはデバイス名が入ります。
ここも偽装可能で鵜呑みにはできません。

Received:「from starlpay.net (unknown [173.82.206.52])」

Received”は、このメールが通過してきた各受送信サーバーが自身で刻む
自局のホスト情報です。
ここに掲げた”Received”はこのメールが最初に通過したサーバーのもの。
すなわち、差出人が使った送信サーバーの自局情報。
記載されている末尾の数字は、そのサーバーのIPアドレスになります。

メールアドレスの@より後半はドメインと呼ばれる部分で、ネットワーク上の機器に割り当てられる
インターネット上の住所であるIPアドレスを分かりやすくするために文字を割り振ったもの。
このドメインを調べることで、その持ち主の割出しや割当てているIPアドレスを調べることで、
その利用地なども調べることが可能です。

先に書いた通り”Received”に記載のIPアドレスは差出人が利用したメールサーバーのもの。
このIPアドレスが差出人のメールアドレスのドメインに割当てられているものと一致すれば
メールアドレスの偽装は無かったことが証明されますが、そうでない場合、特定電子メール法
違反となり処罰の対象とされます。

※特定電子メール法違反
・個人の場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金
・法人の場合、行為者を罰する

では、メールアドレスにあったドメイン”starlpay.net”について調べてみます。

173.82.206.52”がこのドメインを割当てているIPアドレス。
Received”のIPアドレスと同じですからアドレス偽装は無いようですが、”Registrant”の情報が
殆ど記載されていないので、持ち主の特定はできませんでした。
でも、”Registrar”に「Alibaba Cloud Computing Ltd.」とあるのでこのドメインを登録代行したのは
中国のIT企業「アリババクラウド」に委託されたようです。

「フィールド御三家」の中で一番重要なのは”Received
これを紐解けば差出人の素性が見えてきます。
Received”のIPアドレス”173.82.206.52”は、差出人が利用しているメールサーバーのもの。
このIPアドレスを元にその割り当て地を確認してみます。

IPアドレスを元にしているので、かなりアバウトな位置であることをご承知いただいた上でご覧ください。
ピンが立てられたのは、アメリカカリフォルニア州にある「カリフォルニア州交通局」付近です。
このメールは、この付近に設置されたメールサーバーを介して私に届けられたようです。

では引き続き本文。

教授、私はロシアとウクライナの間の戦争の継続的な分析について新しい視点を持っています.それについてあなたの都合の良いときに議論できますか. あなたの返事を待ってください。

日本語に少々難ありで句読点がおかしいので恐らく作者は日本の方ではありません。
このメールにはリンクが無いので、このメールを返信することで詐欺の手口が始まると思われます。
その手口は、私には分かりませんが。。。


まとめ

このようなおかしなメールは相手にせずゴミ箱に入れてしまいましょう。
それ以前に、このようなメールが届くということは、あなたのメールアドレスがどこかで
流出していますので、今後届くメールに詐欺メールが混ざる可能性が高いので
ご注意ください。

恐ろしいことに、今、こうしている間にも大量のフィッシング詐欺メールが発信されたくさんの
フィッシング詐欺サイトが作られ消滅していきます。
次から次に新種のメールが届くので常に意識して被害に遭わないようご注意ください。

いつものことながら、誤字・脱字・意味不明がありましたらお許しください(^-^;


こういった詐欺まがいのブラッキーなメールは、本文中のリンクをクリックしないことが大切!
そしてOS付随のセキュリティーは充てにせず、必ず自身でセキュリティーソフトを導入し
防御することが大切です。
丸腰の方、躊躇しないで「ポチっ」としてご安全に!(*^^*)

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