『ファイルが消える恐怖』恐ろしいWindowsのお話

『ファイルが消える恐怖』恐ろしいWindowsのお話

突然前触れもなくファイルが消える恐怖・・・

12/10追記:今回の話題、ネットニュースと被ってしまいました(;’∀’)

恐縮ですが、またデジタル関係の話題です。
Windows10に限らずキーボードには予めホットキーと呼ばれるショートカットの割り当てが存在するのをご存知でしょうか?

その殆どが”Ctrl”や”Alt” “Windows” “Shift”キーとの組合せで構成されていて同時に押すことで機能します。例えば以下のように。

Ctrl+C=コピー
Ctrl+X=カット
Windows+E=エクスプローラー起動
Alt+F4=アクティブなアプリを終了等々

この非常に便利なホットキー、私の場合”Ctrl+C”などコピーやカット、貼付けなど日常的に使いますが、一般的にあまり利用する人は少ないと思いますしその存在すらご存じない方も相当数いらっしゃるのではないでしょうか。
このホットキーは知ってればその挙動に驚くことは無いと思いますが、たまたま何かの拍子に押してしまうと意図しない動作が起き場合によっては想定外の大問題の発生に繋がりかねません…
今回はそのとても恐ろしくて危険な症例を二つ程ご紹介します。

①Shift+Del(完全削除)
エクスプローラーでファイル選択中ににこのキーを押してしまうと、選択中のファイルはゴミ箱に入らず跡形もなく完全に闇に葬られてしまいます。
私も頻繁に使うキーのですが、体って染みつくものでついつい間違ってやらかしてしまいます。

②Ctrl+Z(アンドゥ:undo)
実行した操作を取り消して直前の状態に戻すものでWindows 10のエクスプローラだけでなく、多くのソフトで採用されている機能でもあります。
例えば、EXCELやWordなんて以前使ったファイルをコピーして使い回すなんてことよくあるじゃないですか、コピーしたフィルで編集作業を行い保存した後、間違ってこのホットキーを呼び出してしまうと、Windowsは直前の作業をファイルのコピーだと判断しアンドゥしようとするので、編集したファイルは削除されてしまいます。
また、この削除動作は無警告で行われ都合の悪いことにゴミ箱に入らず削除されてしまうので質が悪いんです。
おまけにキーボードをよく見てごらんなさい、CtrlとZって作業中に手の置きがちな左下で更には「ほらほら、間違って押しちゃいますよ~」みたいにほぼお隣さんの斜向かいにあるじゃないですか…

これを防止するにはコピーしたファイルは作業前に必ず名前を変えて保存するように心がけることが重要。
単純な事ですが、これを怠ると大変なことになりますのでくれぐれもお気をつけて。

※いつも色気のない見栄えのしない記事なので今回は少しばかり色を加えてみました。(ってほんの少し赤くして太字にしただけなので大して変わりませんがね…)

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